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イベント・協賛 事例

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)

https://www.janica.jp/course/digital/actf2024inTAAF.html

・「ACTF2024 in TAAF」をJAniCA、ワコムと共催
(2024年3月)

・「ACTF2023 in TAAF」をJAniCA、ワコムと共催
(2023年3月)

・「ACTF2022 in TAAF」をJAniCA、ワコムと共催
(2022年3月)

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)はアニメーション制作のデジタル関連情報を得る場として、一般社団法人日本アニメーター・演出協会(JAniCA)と株式会社ワコム、株式会社セルシスの共催により2015年にスタートしました。アニメーション制作者・教育者がデジタルアニメーションの最新技術や環境を知る場として活用されています。

「ACTF2024 in TAAF」をJAniCA、ワコムと共催

セルシスは、2024年3月9日(土)・10日(日)に「ACTF2024 in TAAF」を、JAniCA、ワコムと共催し、「CLIP STUDIO PAINT Ver.3.0」や「CLIP STUDIO TABMATE 2」の体験展示などを実施いたしました。また、アニメーション制作会社各社のセミナーでは、CLIP STUDIO PAINT活用の事例も紹介されました。

ACTF2024は、東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)内にて、オンライン配信・会場展示をメインコンテンツとして開催し、アニメーター、監督、制作やプロデューサーなどアニメーション制作に従事する1,000名以上のアクセスがありました。

―メインセッション ストーリーボード・絵コンテでのCLIP STUDIO PAINTの活用
~ CLIP STUDIO PAINTでできる!マーザ流ストーリーボード/絵コンテ術 ~



(左から マーザ・アニメーションプラネット株式会社 浅田 真理子 様、中屋 裕登 様、西山 薫子 様 )

メインセッションでは、映画・TVシリーズ・ゲームシネマティクス・バーチャルライブなど、フル3DCGアニメーションを制作しているマーザ・アニメーションプラネット株式会社のアシスタントマネージャー 浅田 真理子 様、ストーリーボードアーティスト 中屋 裕登 様 と 西山 薫子 様に、CLIP STUDIO PAINTを使用した「ストーリーボード」と「絵コンテ」制作をする実際のワークフローについてのご紹介をいただきました。

デフォルトのワークスペースを使用した初級編から、カスタムワークスペースを使用した応用編まで、CLIP STUDIO PAINTを初めて使う方、普段の作業をもっと効率的にしたい方まで映像制作に携わる幅広い層に向けてご説明いただきました。
 

中屋様「CLIP STUDIO PAINTのメリットとしては、チーム制作をする上で、clipデータという一つのファイルで絵や音声のタイミングが付いたデータのやり取りができたり、PC、iPadなどのあらゆるユーザーの環境で同一の作業ができるところです。また、ストーリーボードは、連番画像や動画などのさまざまな形式での提出が求められますが、それらの書き出しをカバーしているので、あらゆるニーズに応えられるところも強みだと思います。」

セルシスはACTF開催に先駆け、CLIP STUDIO PAINTの基本的な使い方や応用テクニックが学べる講座や、実際に制作現場で使用されている「アニメーションスタジオ作画テンプレート」を公開しています。

▼ストーリーボード制作講座(TIPS)(マーザ・アニメーションプラネット) 
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/8944

「アニメーションスタジオ作画テンプレート」
▼マーザ・アニメーションプラネット ストーリーボード制作セット

マーザ・アニメーションプラネット株式会社制作のオートアクション素材です。
CLIP STUDIO PAINTでストーリーボード/絵コンテを描く際に便利なオートアクションをご利用いただけます。
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/4537#6c8686c4


マーザ・アニメーションプラネット株式会社
https://www.marza.com/



― 制作進行担当者歓迎 CLIP STUDIO PAINTスタートセミナー

10日のセミナーでは、普段制作進行を担当されており、CLIP STUDIO PAINTを作画などで使用する場面が少ない方にも、デジタル作画工程を運用できる程度にツールを理解いただける事を目標にしたセミナーを行いました。

監督/アニメーターの小嶋 慶祐 様にご登壇いただき、CLIP STUDIO PAINT上で作業者・管理者が手間なくスムーズに、一貫して制作・確認・進行が行えるようなアニメーション制作ワークフローについて、実演も交えつつ解説いただきました。


(左から 監督/アニメーター 小嶋 慶祐 様、株式会社セルシス セールス・アライアンス部 アライアンス課 課長 武田 暁雄)

本セミナーについては、小嶋様の著書「クリスタではじめる!アニメ制作術 現役アニメーターが教える基本&応用テク」に掲載の内容を元にご説明いただきました。

▼「クリスタではじめる!アニメ制作術 現役アニメーターが教える基本&応用テク」小嶋 慶祐 (著)
https://amzn.asia/d/d8SCPIs


―CLIP STUDIO PAINTブース出展

CLIP STUDIO PAINTの出展ブースでは、2024年3月から提供を開始した「CLIP STUDIO PAINT Ver.3.0」や、同月に販売を開始した「CLIP STUDIO TABMATE 2」の体験展示を行い、マーザ・アニメーションプラネット株式会社様には、実際のドローイング工程を披露していただきました。



CLIP STUDIO PAINT Ver.3.0について
https://www.clipstudio.net/ja/news/202403/14_01/

CLIP STUDIO TABMATE 2について
https://www.clipstudio.net/promotion/tabmate2/

「ACTF2023 in TAAF」をJAniCA、ワコムと共催

セルシスは、2023年3月11日(土)・12日(日)に「ACTF2023 in TAAF」を、JAniCA、ワコムと共催しました。セルシスはCLIP STUDIO PAINT Ver.2.0の体験展示などを実施いたしました。また、アニメーション制作会社各社のセミナーでは、CLIP STUDIO PAINT活用の事例も紹介されました。

ACTF2023は、東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)内にて、オンライン配信・会場展示をメインコンテンツとして開催し、アニメーター、監督、制作やプロデューサーなどアニメーション制作に従事する約530名のアクセスがありました。


―アニメ映画「すずめの戸締まり」で使用したITインフラの紹介

(左)ACTF事務局 モデレーター 轟木 保弘様
(右)株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム システム管理 都川 眞栄様

メインセッションでは、ACTF事務局 モデレーター 轟木 保弘様、株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム システム管理 都川 眞栄様が、「新海誠監督作品 アニメ映画「すずめの戸締まり」で使用したITインフラの紹介」をテーマに、アニメーション制作を支えた社内のネットワーク構成や、使用している機材についてお話の中で、実演動画付きで「CLIP STUDIO PAINT iPad版」の活用例をご紹介いただきました。

株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム
https://www.cwfilms.jp/



―スタジオPaTHoS CLIP STUDIO PAINTでの完全リモートスタジオの形成

12日の展示・セミナーでは、ACTF事務局 モデレーター 轟木 保弘様、スタジオPaTHoS 第1スタジオ代表 シマダ ミナ様、アニメーター 中村 季実代様、アニメーター 大山 愛子様が、「CLIP STUDIO PAINT での完全リモートスタジオの形成」をテーマに、CLIP STUDIO PAINTを活用したフルリモート環境での活用例を実演動画付きでご紹介いただきました。


(左から)
ACTF事務局 モデレーター 轟木 保弘様
Studio PaTHoS 第1スタジオ代表 シマダ ミナ様
Studio PaTHoS アニメーター 中村 季実代様
Studio PaTHoS アニメーター 大山 愛子様

CLIP STUDIO PAINTを使用した完全リモートでの採用と教育環境について、スタジオPaTHoS 第1スタジオ代表 シマダ ミナ様よりコメントがありました。
 
シマダ様「基本的にCLIP STUDIO PAINT が使える環境であれば、パソコンや、iPadでも作業できるので、場所や時間を問わずアニメーション制作のお仕事をすることができます。アニメ以外のお仕事や子育ての事情を抱えた、アニメーターをあきらめざるを得ない方へ向けたサポートや教育を行っています。

採用の段階で、他業界外から入ってくる方や、業界に詳しくない方もいるので、ワークスペースやオートアクションを配布して、なるべく作画以外のことでも困らないよう心がけています。採用面接で、『まずは何から始めたら良いか』という質問がよくあるのですが、『CLIP STUDIO PAINTと仲良くなってください。』という風にお伝えしています。」

 
スタジオPaTHoS
https://www.stpathos.com/



―CLIP STUDIO PAINTブース出展


CLIP STUDIO PAINTの出展ブースでは、2023年3月から提供を開始したCLIP STUDIO PAINT Ver.2.0の体験展示を行いました。



CLIP STUDIO PAINTバージョン2.0について
https://www.clipstudio.net/ja/news/202303/14_01/

「ACTF2022 in TAAF」をJAniCA、ワコムと共催

セルシスは、2022年3月12日(土)・13日(日)に「ACTF2022 in TAAF」を、JAniCA、ワコムと共催しました。セルシスは人材育成にフォーカスした「ササユリ式動画教本」×「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」と題したメインセッションに登壇しました。また、会場でのブース展示や、キネマシトラスのデジタル作画導入マニュアルも公開いたしました。

ACTF2022は、東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)内にて、オンライン配信・会場展示をメインコンテンツとして開催し、アニメーター、監督、制作やプロデューサーなどアニメーション制作に従事する約530名のアクセスがありました。


―メインセッション 人材育成に向けたアプローチ
~「ササユリ式動画教本」×「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」~
 

(左から)
ササユリ動画研修所 マネージャー 有村 虎彦様
株式会社セルシス アカウントマネージャー 武田 暁雄 
東映アニメーション株式会社 演出 柳屋 圭宏様

メインセッションでは、アナログ・デジタル両方の側面から取り組む2社の事例として人材育成にフォーカスした「ササユリ式動画教本」×「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」に、セルシス セールス・アライアンス部 アカウントマネージャーの武田 暁雄が登壇し、3月21日より申込を開始したCLIP STUDIO PAINTクリエイター検定のアニメーション科目について、実施の背景や目指す姿、実施要項を紹介しました。また、CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定 アニメーション分野の問題監修にご協力いただいた東映アニメーション演出の柳屋 圭宏様に検定へのコメントをいただきました。
 
武田「業界での活躍にあたり、ご自身の画力やクリエイティブ能力が求められることはもちろんですが、その上でデジタルツールをどのように使うのか、トラブル対応の部分で知っておくべき知識などを学んでいくことも、デジタル制作の普及に伴い求められるようになってきました。この検定の受検、学習を通じ、一人ひとりのツール技能、デジタル制作に関する知識の習得が、クリエイターとしての活躍の幅が広がりや、業界内でのデジタルフローへの共通認識・理解の底上げに繋がればと思っています。」

柳屋様「社内でもデジタルツールを触ったことがないスタッフ向けに、講座やレクチャーをしてますので、習熟度の確認などで利用することを検討したいです。」

 

CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定
受験のお申込みはこちら

https://www.clipstudio.net/cert/ja/


―『大した事』はやってない 既存ツールを活用したキネマシトラスのTVシリーズ制作


同じくメインセッションにおいて、株式会社キネマシトラスの大久保 あすか様、小出 卓史様、株式会社ぎふとアニメーションの森 賢様が「 『大した事』はやってない 既存ツールを活用したキネマシトラスのTVシリーズ制作」と題し、「CLIP STUDIO PAINT」を活用したデジタル作画化の集大成を公開されました。

株式会社キネマシトラス 制作部 大久保 あすか様
 
大久保様「キネマシトラスでは、CLIP STUDIO PAINTを使用して制作しています。CLIP STUDIO PAINTは東映デジタルタイムシートと連動しているため、動きの確認が容易で、レイアウトや演出がしやすいです。

会社として、デジタル化のバックアップを推進しており、業務提携の方へはPC、液晶タブレット、CLIP STUDIO PAINTの貸し出し、フリーランスの方へは機材費に回していただけるよう単価アップをするといった施策を行ってきました。その他にも講習の開催など、デジタルについていつでも質問できる環境をこの2年ほどで作ってきました。その結果、TVアニメシリーズ「カードファイト!! ヴァンガード」25話分のデジタルの割合を算出したところ、LO:87.29%、原画95.48%、動画100%となりました。

デジタル化により作画監督や演出が、社内や会社近辺にいる必要がなく、地方でも業務可能になりました。森監督も岐阜からリモートで参加していますし、作画監督も5人中3人が地方在住のアニメーターです。このような環境の変化はありましたが、作業内容としては難しく変化したことはなく、手段が変わったという認識です。」


(左)株式会社キネマシトラス 作画部 小出 卓史様
(右)株式会社ぎふとアニメーション 代表取締役 森 賢様
 
小出様「会社の方針やルールが決まっていれば、アナログでもデジタルでも変わらないですね。」
 
森様「そうですね。アナログからデジタルへの移行について、あまり抵抗感もなかったのですが、あらためて見てみると、アナログでやっていたことをデジタルにしているだけであまり変わっていないです。道筋、ルールを決めることで、その結果、問題なく進められたと感じています。一番重要なのは、ルール作りと伝わりやすさ、コミュニケーションですね。」

またデジタル化について経営面の視点でも、株式会社キネマシトラス 代表取締役 小笠原 宗紀様、管理部 部長 曽根 孝治様、株式会社ぎふとアニメーション 代表取締役 森 賢様よりコメントがありました。


(左から)
株式会社キネマシトラス 管理部 部長 曽根 孝治様
株式会社キネマシトラス 代表取締役 小笠原 宗紀様

 
小笠原様「コロナ渦以前からデジタル化を推進してきた背景としては、長くアニメーションに関わってきて、徹夜や泊まり込みは生産性が高くなく、アニメーションの制作環境を改善したいと考えていました。また、新しいことが好きだというのもあったと思います。現在、ツールはデジタル化が充分に行えるところまで来ていますし、デジタル化のメリットは、生産力の改善はもちろん、社員雇用などといった面においても同様です。攻めの経営をやっていこうという気持ちがあれば、デジタル化をお勧めしたいと思います。」

曽根様「労務管理の部分でも、制作管理業務は車の運転が主軸となる業務なので、そこを減らせるのは大きかったです。車両を減らす、運転する機会を減らすということは、経費や人件費が削減できる部分でもありましたし、なにより事故のリスクが減らせるのは会社にとってかなり大きなメリットでした。」

森様「ぎふとアニメーションでは完全なリモートでやり取りをしており、全員地方にいて、オンラインでつながっています。これはデジタルでなければできなかったことですし、キネマシトラスのグループとして次の段階になり始めている実感があります。デジタルを活用し、オンラインでコミュニケーションをとっていても、人間同士のやり取りなので、お互いリスペクトをもってやり取りできていれば問題がないと感じています。」

小笠原様「ツールもできあがっており、オンラインでのコミュニケーションも慣れ、工夫が始まってきていると思います。今後はアニメを作るということに対して、従来の良い部分を残し、デジタルと融合させる段階に入っていると思います。新しいツールや考え方の先にあるものを、旧来の熱を持ったアニメ制作者、クリエイターが取り入れていくことで新しい地平線が見えてくると思います。」


―CLIP STUDIO PAINTブース出展


13日にはCLIP STUDIO PAINTのブース出展を行い、12日のメインセッションに登壇されたキネマシトラス様制作のデジタル作画導入マニュアルも展示しました。導入マニュアルはCLIP STUDIO TIPSにて無償公開しています。作画用テンプレートや受け渡し用フォルダをダウンロードでき、デジタル作画フローの導入に活用いただけます。



キネマシトラス
https://kinemacitrus.biz/

キネマシトラスデジタル作画導入マニュアル
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/4537#c6a9da99
 

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)

           

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