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イベント・協賛 事例

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)

http://www.janica.jp/course/digital/actf2020.html

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)を、JAniCA、ワコムと共催

 アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)はアニメーション制作のデジタル関連情報を得る場として、一般社団法人日本アニメーター・演出協会(JAniCA)と株式会社ワコム、株式会社セルシスが協力し2015年にスタートしました。アニメーション制作者・教育者がデジタルアニメーションの最新技術や環境を知る場として活用されています。

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2020

 セルシスは、2020年2月9日に練馬区立石神井公園区民交流センターでアニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)を、JAniCA、ワコムと事務局として共催し、CLIP STUDIO PAINTデジタル作画セミナーとブース展示を行いました。アニメーター、監督、制作やプロデューサーなどアニメーション制作に従事する約300名が来場しました。


―セルシスの提唱する汎用デジタルタイムシート情報ファイル形式xdtsに対応したデジタルタイムシートを有する経産省事業のデジタル制作工程管理システムの報告
 

 2019年度の経済産業省の「コンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金(J-LOD)」を活用してメモリーテック株式会社が開発中のデジタル制作工程管理システムについて、開発状況やその成果、将来像について、メモリーテック株式会社 棟元 裕介様、株式会社グラフィニカ 代表取締役社長 伊藤 暢啓様、有限会社メビウストーン 代表 アニメーター 遊佐 かずしげ様、株式会社ヒューマンメディア 代表取締役社長 小野打 恵様がお話されました。

 本デジタル制作工程管理システムには、セルシスの提唱する汎用デジタルタイムシート情報ファイルを採用したデジタルタイムシートが組み込まれています。
 
棟元様「このツールでは、進捗の管理、ファイルの管理、成果物のレビューが可能です。Webブラウザのみで使用できるため、OSに依存しません。また、アナログの作画でもデジタルの作画でも利用できます。開発中ということで、まだまだ道半ばではありますが、ぜひ業界全体に支援いただき、ツールを育てていきたいです」

伊藤様「アナログで発生していた、カット袋を運んだりといった物理的に無駄な時間をなくすことで、制作の時間に充てたり、コミュニケーションを取る時間に変えられます。作品に向き合う時間を作るため、このツールを活用してほしいです」

遊佐様「いよいよこの時代がきたと思いました。管理する側はもちろん、クリエイターが幸せになるソフトになってほしいです」 

小野打様「制作のデジタル化だけでなく、制作の管理もこのようにデジタル化しなければならないと思います。すでに連携しているCLIP STUDIO PAINTに加え、様々なツールとも連携し、業界をつなぐツールにしていきたいです」

―日本アニメーション株式会社のデジタル作画の取り組みについて
 

 日本アニメーションの渡邉 龍之介様、西山 薫子様、髙橋 彩様がデジタル作画の取り組みについて、「ものづくり補助金を用いたデジタル作画機材の導入」「導入のメリットとデメリット」「今後の課題と展望」をCLIP STUDIO PAINTの活用を交えながらお話されました。 
 
渡邊様、西山様「社内ではCLIP STUDIO PAINTを主流に制作しています。ひとつのソフトで完結したワークフローを組むことがデジタル化において非常に重要です。CLIP STUDIO PAINTのオートアクションや、iOS版のカメラ機能を使って、写真を撮ったものをセル指定するなど、デジタルの利点を最大限に活用していますが、それもこれまでの職人技とも言えるアナログの技術があってこそのデジタル制作の技術だと考えています。デジタル化が進んでも、最終的には『人と人』だということを大事にしています。」

―OLM Asia SDN BHD「デジタル作画は国境を超える!」
 


 「デジタル作画は国境を超える!」と題し、OLM Asia SDN BHD 制作部 プロデューサーの加藤 浩幸様が、アニメーション制作環境のデジタル化によって、制作スタジオも東京から地方、さらには海外へと分散化が進んでいる現在において、アニメーションのデジタル化のメリットや、OLM Asia設立の背景、設立にあたっての検討事項やCLIP STUDIO PAINTの導入方法などをお話いただきました。

 

加藤様「デジタルのメリットは、線が均一になることでクオリティアップが図れることです。紙よりデジタルの方が、作業枚数が上がっているというデータもあります。
またOLM Asiaを設立できた理由として、デジタル化により場所を限定せず遠隔地でも制作できたということが大きいです。CLIP STUDIO PAINTの英語マニュアルなどを独自に作成し、海外スタジオでもスムーズに活用できるよう、環境の整備に努めました。
今後もデジタル化の波は止まらないでしょう。デジタルだからこそできる、動画作画を一貫してできるスタイルを目指しています」


OLM Asia SDN BHD様はデジタル作画ツールとしてCLIP STUDIO PAINTを導入いただいています。
https://www.celsys.co.jp/clipsolution/olm_asia/
 

 

■セミナー
―「ペーパーレスで作りきる!キネマシトラス デジタル挑戦記」

 

 株式会社キネマシトラス様は「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-」PVを全工程オールペーパーレスで制作され、海外アニメーターも参画する中、汎用管理ツールや東映アニメーションデジタルタイムシートを利用され、スムーズなデジタル制作フローを実現されました。作画監督の田畑 壽之様はコンテから原画作監をすべてCLIP STUDIO PAINTで作業しています。デジタル作画を導入する中で、なぜCLIP STUDIO PAINTを導入したのか、また、アニメーター側で意識すべき点やポイントなども解説いただきました。
 
田畑様「デジタル化にあたり、フォーマットを統一化することが重要だと考えていました。CLIP STUDIO PAINTは月額500円から使用できますので導入のハードルが低かったのは大きかったです。また海外アニメーターも参加した作品でしたが、彼らも使用という点では対応できていたので、CLIP STUDIO PAINTで制作を進めました。個人的にも使い慣れたソフトであり、すでに紙と鉛筆に代わる状態であったのも一因です」 

―OpenToonzの機能を引き出す活用術、「CLIP STUDIO PAINT」との連携について
 


 アニメーション制作ツールのオープンソースプロジェクトである「OpenToonz」について、株式会社トリガーの土田 栄司様、株式会社スタジオジブリ/OpenToonz開発者の岩澤 駿様がOpenToonzを作画の演出チェックに用いた事例を紹介されました。さらにセルシスの提唱するデジタルタイムシート(xdts)を介して、OpenToonz、CLIP STUDIO PAINT、TVpaintなど制作ツールとの連携による将来の制作工程の展望をお話いただきました。
 
土田様 「トリガーでは、スタジオでの使用ツールの指定を規定はしておらず、他の作画ツールも使用しており、ツール間の連携が鍵となっています。
CLIP STUDIO PAINTは描画性能や様々な機能、コストの面で優れており、トリガーのライセンスも年々増えています。」

岩澤様 「今後はスタイルに合わせてCLIP STUDIO、TVpaint、OpenToonz、Harmonyなど、それぞれの特性を生かしながらツールを選ぶ時代になると思います。xdtsを介してツール間でタイムシート情報のやりとりが可能となってきていることは、データの互換の問題を乗り越える糸口になると考えています。」
 

■展示ブース
―入江 泰浩様のライブドローイング

 


 アニメーション監督でJAniCA代表理事の入江 泰浩様が、CLIP STUDIO PAINT を使用したアニメーションのライブドローイングを行いました。
 
入江様「CLIP STUDIO PAINTはショートカットなどをカスタマイズできるのが良いですね。いろんなブラシもあり、描き味も申し分ないです。アナログに代わる、というより制作の手段のひとつですね。カメラワークが使えるようになって、長コマも描きやすくなりました。さらに大きなコマも設定変更などを経ずに作れるとなおよいと思っています。」
 


―素人アニメ団様のライブドローイング
 

 アニメーションの自主制作チームの素人アニメ団の太田 彬彦様が、CLIP STUDIO PAINT を使用した動画・仕上げ工程を実演しました。 
 
太田様「個人に合わせて自由にツールをカスタマイズできるのがいいですね。これからも幅広いユーザーがアニメーション制作を楽しめるよう、ツールのバージョンアップに期待しています」

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2019

 

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2018

 

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2017

 

アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2015

 

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