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サービス事業者 事例

株式会社コルク 様

https://corkagency.com/

当社社員向けに株式会社コルク佐渡島様による講演を実施

代表取締役 佐渡島 庸平 様


(2020年6月)

株式会社コルクは、「コルクラボマンガ専科」を運営し、CLIP STUDIO PAINTを使用したカリキュラムを取り入れています。

代表取締役の佐渡島 庸平様に縦スクロールマンガへの取組みについてオンラインで講演いただき、縦スクロールマンガを取り巻くマーケットの状況や、CLIP STUDIO PAINTに期待することなどをお話しいただきました。講演には、当社社員が100名以上参加しました。

「縦スクロールマンガの新しいスターを生み出すにはツールが重要」

ー世界のマンガマーケットについてどのようにお考えでしょうか

 現在、ウェブトゥーンと呼ばれる縦スクロールマンガが中国や韓国、北米で大きな盛り上がりを見せています。ウェブトゥーンを掲載しているマンガアプリの月間ユーザー数は世界で6,000万人を超え、その内の1%にあたる58万人以上がアマチュア作家としてマンガを投稿、1,600人がデビューをしています。*

 コルクは、縦スクロールマンガの新しいスターを生み出すことに挑戦しています。そのためにはツールが重要であり、CLIP STUDIO PAINTがより気軽に縦スクロールマンガを描けるツールになることで、世界の新しいマンガマーケットが生まれていくのではないかと考えています。

* 2019年時点

「高い画力でシンプルに構成されたスマートフォンでの閲覧に特化した縦スクロールマンガ」

ー縦スクロールマンガの特徴を教えてください

 縦スクロールのマンガはフルカラーで作成されており、一話が短くスマートフォンでテンポよく手軽に読むことができます。そのため絵に密度があると却って読みづらく、高い画力で構成されたシンプルな画風が多く見られます。また、読むときの「間」が独特なのも特徴ですね。

「より多くの人が『マンガ』という表現を選べるように」

ーCLIP STUDIO PAINTで実装してほしい機能はありますか?

 今以上に縦スクロールマンガの制作がしやすくなると良いですね。CLIP STUDIO PAINTで縦スクロールマンガの保存管理がしやすくなったり、縦スクロールマンガ向けのメイキング動画などもほしいですね。

 また、もっとツール側から提案があるのはどうかと考えています。例えば、驚いた表現を描きたいときに、適した構図を数パターン提案してくれる、起承転結の王道パターンのコマテンプレートに沿って描き込んでいくだけでマンガができる、などがあれば、選択していくだけでマンガ制作が行えます。マンガ制作がもっと身近なものになり、より多くの人が「マンガ」という表現を選べるようになるのではないかと思います。

「世界へ向けて新しいマンガの可能性を」

ー今後のセルシスやCLIP STUDIO PAINTに期待することを教えてください

 以前はプロが制作するものだった写真や動画は、現在はTikTok、Instagramなどのアプリで誰でも簡単に良い雰囲気の写真や動画の編集、SNSでの発表が可能となり、一般に広く浸透しています。このように写真や動画に起きた「素人革命」をマンガで起こすには、ツールが重要だと考えています。そのためにもCLIP STUDIO PAINTには、より気軽にマンガ制作を行える最高のサポートツールとなる開発を期待しています。世界へ向けて新しいマンガの可能性を広げるため、一緒に挑戦していきたいです。

「クリエイター自ら発信し、たくさんの挑戦を」

ークリエイターとしての活躍を目指している方に向けてメッセージをお願いいたします

 発表する場所も雑誌に加えSNSと大きな広がりをみせており、自ら発信し続けることで声がかかる時代が来ています。これからクリエイターを目指す方には、よりアイデアを研ぎ澄まし、たくさんの作品を読み、多くの挑戦をしていってほしいと思います。

【株式会社コルク】


コルクは、「物語の力で、一人一人の世界を変える」をミッションにしたクリエイターエージェンシーです。

世の中が求める普遍的なストーリーをデザインする狭義の『編集力』だけではなく、作家・コンテンツのファンと直接つながりながら、世の中に熱狂を産み、価値を伝播し増幅させていく『コミュニティプロデュース力』を兼ね備えています。

コルクに所属するクリエイターと協働し、新時代の『編集』の再定義に挑戦しています。

株式会社コルク : https://corkagency.com/
 

【代表取締役 佐渡島 庸平 様】

2002年講談社入社。週刊モーニング編集部にて、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当する。2012年講談社退社後、クリエイターのエージェント会社、コルクを創業。著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。従来の出版流通の形の先にあるインターネット時代のエンターテイメントのモデル構築を目指している。


 

【コルクラボマンガ専科】

書籍出版にこだわらず、SNSやファンコミュニティを主戦場とした”デジタル時代のプロマンガ家”を育成する「コルクラボマンガ専科」。そのため受講生には、質より量を意識したSNSでの日々の発信や、縦スクロールオールカラーで描くことを推奨しています。

また、講師の話を聞いて終わりにするのではなく、受講生がお互いに気づきや学びを発信することで、コミュニティとしての成長を加速させることも意識しています。受講生たちは、ツイッターやコミチ、みんチャレ等のツールを使用し、日々50名の仲間と切磋琢磨しています。

コルクラボマンガ専科:https://school.corkagency.com/

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